最近、ニュースなどで「不登校」や「新しい学び方」という言葉をよく耳にするようになりました。今の公立・私立学校以外にも、子どもたちが自分らしく学べる場所として「オルタナティブスクール」や「フリースクール」が注目されています。
しかし、「名前は聞いたことがあるけれど、中身はどう違うの?」と疑問に思う方も多いはず。今回は、この2つの違いや、お子様にぴったりの場所を選ぶポイントをわかりやすく解説します。

オルタナティブスクールとは?「独自の教育」を楽しむ場所
オルタナティブスクールは、独自の教育理念やカリキュラムに基づいて運営されるスクールの総称です。
※オルタナティブ(Alternative)とは「代わりの、新しい選択肢」という意味です。
- どんなところ?
「テストで良い点を取る」ことを第一目標にするのではなく、「子どもの個性や好奇心、主体性を育てる」ことを大切にしている学校です。 - 教育の中身
世界的に有名な「シュタイナー教育」や、子どもが自分で活動を決める「サドベリー教育」など、学校ごとに独自の教育理念があります。「モンテッソーリ教育」「フレネ教育」「イエナプラン教育」、探究学習やプロジェクト型など多種多様です。 - ここがポイント!
必ずしも「不登校だから行く場所」ではなく、「この学校の教育を受けさせたい!」という理由で選ぶご家庭が多いのが特徴です。各スクールの教育方針に基づき子どもたちの可能性を引き出すことを目的としています。
フリースクールとは?「心の元気」を取り戻す場所
フリースクールは、主に学校を休んでいる子や、学校に行きづらい子をサポートする場所です。
- どんなところ?
一番の目的は、子どもが「安心して過ごせる居場所」を作ることです。無理に勉強をさせるのではなく、まずは心のエネルギーを回復させることを優先します。 - 教育の中身
決まった時間割がないところも多く、おしゃべりをしたり、ゲームをしたり、自分のペースで学習を進めたりと、とても自由な環境です。 - ここがポイント
「学校に戻ること」を目指すだけでなく、その子が自分らしく社会とつながっていけるように支えてくれます。
オルタナティブスクールとフリースクールは、どちらも既存の学校教育とは異なる学びの場ですが、その目的や対象に違いがあることがわかります。
– 類学舎はどんな学校?
類学舎は、「遊び」「探求」「仕事」を通して、社会で生き抜く力を育む「オルタナティブスクール」です。誰かの役に立つ喜びを感じながら、感謝の心を育みます。また、「働く=(傍を楽にする)」体験を通じて、子どもたち自身が「なぜ学ぶのか」「何を学ぶのか」を深く考え、将来の道を切り拓いていきます。こうした活動から、私たちは類学舎を「社会に一番近い学び舎」と位置付けています。
子どもたちが生きる目的を明確にし、自らのビジョンを描く場所でもあるため、「ビジョンスクール」とも掲げています。

表でチェック!「目的・お金・出席」の違い
オルタナティブスクールとフリースクール、似ている2つですが、比べてみると明確な違いがありますね。表にしてみました。
| 比較ポイント | オルタナティブスクール | フリースクール |
|---|---|---|
| 主な目的 | 独自の教育を受けること | 安心できる居場所・心のケア |
| 学習内容 | 体験学習やプロジェクト学習など | 個別の学習や自由な活動 |
| 出席扱い | 在籍校の学校長が認めれば出席になる | 在籍校の学校長が認めれば出席になる |
| 学費 | 高め(独自の設備や少人数のため/補助が出る地域も) | 施設による(補助が出る地域も) |
知っておきたい「出席扱い」と「進路」の話
今の日本のルールでは、オルタナティブスクールやフリースクールに通った日数を、「もとの学校(在籍校)に出席したとみなす」と校長先生が認めてくれる制度があります。(教育機会確保法)
これにより、在籍校に行っていなくても「欠席」扱いにならず、高校受験などで不利にならないようなサポートが広がっています。
また、通信制高校などと提携しているスクールもあり、将来の進路(大学受験など)もしっかり準備できるようになっています。

※文部科学省ホームページ 教育機会確保法パンフレット(PDF:1.9MB)
– 類学舎での取り組みは?
私たち「類学舎」では、ただ勉強を教えるのではなく、探究学習や遊び、社会のリアルな問題に挑む「仕事」の時間や、インターンシッププロジェクトなど、「どんな時代でも生き抜く力」を育てる独自のカリキュラムを用意しています。

また、「出席」に関しても、ご家庭と在籍校がスムーズに協力し合えるようサポート。進路についても、サポート校制度による高校卒業資格取得や、高卒認定試験対策も行っています。本人の希望に寄り添いながら、進学や就職など、一人ひとりの未来を一緒に考えています。
後悔しないための「選び方」3つのポイント
お子様にぴったりの場所を見つけるために、以下のステップを試してみてください。
- 「教育の考え方」に共鳴できるか。
スクールによって「自然体験を重視」「デジタルを重視」など全く違います。webサイトやパンフレットを読み、家族の考えに近いか確認しましょう。 - どんな子どもたちが通っているか。どんな運営スタッフがいて、どんな関わり方をしているか。
お子様が楽しく通えそうか、教室の「空気感」をイメージしてみましょう。ブログや保護者・子どもの体験談を読むと、実際の日常風景がイメージしやすくなります。 - 実際に「体験」へ行く。
Webサイトの情報だけでは、空気感はわかりません。お子様と一緒に見学会や授業体験に参加し、「通ってみたい」と本人が思えるかどうかが一番大切です。
まとめ:学びの道は一つではない
「学ぶ場所」「学び方」も多様性の時代です。世界には多様な学び場があります。地域の学校以外を選択することは、決してめずらしいことではありません。お子様が「楽しい!」「もっと知りたい!」と思える場所を、一緒に探してみませんか?
お子様の今の状況について、まずは専門スタッフにお話ししてみませんか?無料相談・見学会を随時受け付けています。お気軽にご相談ください。
