学びが変わる あなたが活きる

社会が変わる時、学びの形も変わります。その変化へ、前向きに、しなやかに応じる力を、子どもたちは秘めている。
50年、教育に向き合ってきた私たちの確信です。
人とのつながりの中で学び、気づき、形にする。豊かな経験を通じ、子どもは胸をはって未来を歩むのです。
類学舎は、実社会を生きるための学びを大切に、子どもの力を引き出します。

類学舎の考える

生き抜く力

「自らつくる」、「発見し解決する」、「他者と関わる」この3つを軸に、子どもの特性に合ったその子なりの「生き抜く力」が育ちます。「生き抜く力」が育つためのエネルギーになるのが「活力」です。

類学舎は1972年創業の(株)類設計室が運営しています。
私たちは、そのときどきの社会の期待に応え、事業を拡げてきました。変遷の中で一貫して大切にしてきたのは、人の創造する力です。

自分がいる場を、ひいては社会そのものをかたちづくる一員となること。そのために、自ら課題を掴み取り、答えを出し、実現する力。
それが私たちの考える「生き抜く力」です。

「生き抜く力」を育むためにたどり着いた「社会に一番近い学び舎」、それが類学舎です。
子どもたちが「学ぶこと、働くこと、生きること」の楽しさを実感し、人の活力があふれる学びの場を目指します。

AXIS

3つの軸

  1. POINT1

    自らつくる

    自ら課題を見つけ、考え、行動すること。言われたことをただ行うのではなく、能動的に状況から判断し動くこと。どこへ行き、何をする時でも通用する力になります。

  2. POINT2

    発見し解決する

    知らないことや答えのない状況でも、ものごとの理由や本質を掴み、仮説や解決策を考え実行できること。変化し続ける社会へ、適応する力につながります。

  3. POINT3

    他者と関わる

    自分とまわりに思いやりの心を持ち、互いに尊重し、協力する。多様な人たちと、信頼しあえる関係性を築く。共創が求められる時代では、それが答えを出す力に直結します。

VITALITY

活力と成長の循環

活力は、子どもたちが成長するためのエネルギーとなるもの。活力は成長へ、成長はさらなる活力へと循環します。
「生き抜く力」を育むためには、子ども自らが「挑戦したい」「やり遂げたい」と思い、行動することが大切です。類学舎は、子どもたちがもつ活力を引き出し、最大限に活かすためのサポートを行います。

取りまく環境・場づくり

類学舎の取り組み

人からの期待・感謝や、仲間との一体感などから得られる「活力」、活力をエネルギーとして交流の中で自分の役割を見つけ行動する「実践・経験」、実践の中で新たな視点を身につけ、人や社会そのものとの関わり方を変える「成長・発見」。これらのサイクルが循環し、子どもたちは「生き抜く力」を身につけます。この循環の土台となるのが「人の環」です。

ATTEMPT

すべてを支える人の ( )

子どもたちが自ら学び、活力を得られる環境を提供します。
基盤となるのは、同じ学舎の仲間やスタッフ、保護者のみなさん、(株)類設計室をはじめとした協力企業・団体、それらすべてからなる「人の環」です。立場も年齢もさまざまな人たちと日常的に接し、刺激を受けることで、新たな気づきや学びを得られます。他者に期待されたり、感謝されることで、子どもたちのやり遂げる意思が育まれます。

カリキュラム・制度

さまざまなカリキュラムや制度により、子どもたちの「生き抜く力」を育みます。

  • 仕事

    リアルな仕事の現場で、広報や事務・設計といった多種多様な役割を担います。生徒ひとりひとりが主体的に取り組むことで、実社会で生き抜く力を育みます。

    成長ポイント

    • 社会とつながり、失敗も含めて経験する。
    • 自分が何をすべきか考え・行動するサイクルをまわし、新しい気づきを得る。
    • さまざまな人との関わりの中で、まわりへの感謝の気持ちや、自分なりのやりがいを発見する。
  • 探求

    社会にあふれる「答えのない問い」に対して、さまざまな年齢の仲間と協力し、ものごとの本質を追求する力を養います。

    成長ポイント

    • 自ら課題を発見し、多角的にものごとを見る目を育む。
    • 問題の不整合や矛盾を察知する感度を高める。
    • 自他の考えを認め合い、融合し、新しい発想を生みだす過程を経験する。
  • 年齢をこえたコミュニティ

    異学年の生徒や学舎内外の大人などと、年代・立場の垣根なく日常的に交流します。実社会に近い環境で過ごすことで、互いを認め合い、思いやる心を育みます。

    成長ポイント

    • 違いがあることは当然でありながらも、互いを思いやり、安心できる集団をつくる。
    • 集団の中での自分の役割を考える。
    • 信頼できる人・模範となる人を見つける。

週間スケジュール(一例)

時間割。1限目9:00〜10:30、2限目10:50〜12:00、昼食・掃除12:00〜12:50、3限目12:50〜14:00、4限目14:20〜18:00(小3以下は17:00まで)。月曜日1限目外遊び、2限目座学、3限目学習、4限目仕事。火曜日1限目外遊び、2限目仕事研修、3限目学習、4限目仕事。水曜日1・2限目外遊び、3限目探求、4限目ゼロから企画。木曜日1限目外遊び、2限目探求、3限目学習、4限目仕事。金曜日1限目外遊び、2限目探究学習、3限目振り返り→目標設定、4限目仕事。
スクロールできます
  1. ※1 お弁当を頼むこともできます。
  2. ※2 それぞれの仕事配置場所へ移動します。
  3. ※3 小・中学生はイベントの企画・立案/高校生は仕事の時間です。
  4. ※他にも「生き抜く力」を育むためのさまざまなカリキュラムを提供しております。

類学舎ってどう?

生徒・保護者の声

類学舎に通う生徒とその保護者のみなさんに、類学舎に入る前と後について聞きました。

  • 薮下 潤さんの写真

    薮下 潤さん(16歳、類学舎歴2年5ヶ月)

    ものごとの「なぜ」を考える。

    入学前は、学歴を捨てるのに不安がありました。でも、仮入学で受けた「仕事」や「探求」の時間のなかで、生きる上で必要な力が身につくと感じ、入学を希望しました。「仕事」では、うまくいかないことがほとんどです。そんな時に、うまくいかない理由や突破する方法を仲間と一緒に考え、塗り重ね、やり遂げる。そこが楽しいです。
    類学舎はあくまで成長のための土台であり、日々の生活の中で、自分が何に気づき・考え・行動するかが大事だと思います。たとえば僕は、相手の言葉や行動の背景を捉え、それを踏まえて自分が何をするか考えるようにしています。「何のために何をするか」を意識し、考えることで自然と活力が湧いてきます。

    保護者様の声

    前向きな強い意志に、親の心も動かされた

    子どもから、類学舎へ入りたいと聞かされた時、学校(現実)からの逃避ではないかと思いました。でも、「類学舎に入りたい!自分が自分らしくいられる!」と目をキラキラさせて私たちにプレゼンする姿を見て、考えを改めさせるつもりが、逆に応援する気持ちになりました。進路や、将来直面するであろう周囲の視線に対し不安はありつつも、時代を生き抜くために必要なスキルが、少しずつ身についているように感じます。
    類学舎は、年齢の離れた子どもから社会で働く大人まで、幅広い世代とコミュニケーションをもつ機会が設けられています。人から学ぶ大切さ、そして自分の思いを伝える難しさを経験できる貴重な場所だと感じています。

  • 平田 さとあさんの写真

    平田 さとあさん(13歳、類学舎歴11ヶ月)

    類学舎はなんでも挑戦できる場所

    入学する前は、「勉強についていけるかな」「友だちできるかな」とドキドキだった。私は「仕事」の時間がすごく好きで、普通の中学校ではできないと思う。仮入学での「仕事」は楽しかったけど、入学してからは、楽しいだけじゃなくしんどいこともあるんだと分かった。でも、今までにはない達成感がある!
    類学舎に入ってから、嫌なこと・やりたくないことがあっても、期待をかけられてるんだと、プラスに捉えられるようになった。
    類学舎はなんでも挑戦できる場所だと思う。

    保護者様の声

    充実して帰宅する姿に感謝

    今のままで、社会に出て自立する力がつくのだろうかと思い、教育機関を模索していました。そんなときに類学舎を見つけ、「生き抜く力」という言葉に期待しました。学舎を見学させていただいた際、生徒さんたちの活力の高さが印象に残り、その印象は子どもが入学してからも変わりませんでした。
    入学後は行き渋りもなく、充実した様子で帰宅するので、行かせて良かったと思います。子どもの居場所を提供してもらい、とても感謝しています。

  • K.K.さんの写真

    K.K.さん(9歳、類学舎歴2年4ヶ月)

    答えのない問題があるとはじめて知った

    学校の友だちと離れるのが不安だったけど、体験入学の時に類学舎のみんなが優しくて、入りたいなと思った。今は、類学舎の方が友だちが多くなって楽しい!
    類学舎にはいろんな授業があって、「探求」の時間では、答えのない問題があるんだってはじめて知った。今やっている仕事について詳しく知って、大人になった時のやりたい仕事につなげたい!

    保護者様の声

    入学の決め手は娘の言葉「1日が1時間に感じる」

    はじめは、新しい環境に飛び込む勇気が持てず、不安な様子でした。
    入学の決め手は、仮入学初日の娘の感想です。「小学校の授業(45分)は1日くらい、類学舎の1日は1時間くらいに感じた」今までそれほど我慢していたのか、類学舎での体験が娘にとってどんなに楽しかったのか、を感じた一言でした。
    最近は、笑顔が増えて、自信がついてきたように思います。子ども同士の意見交換や学び・生活を通して、みんなそれぞれに個性があるということ、多様性を感じてほしいです。

企業・団体との共創の環

類学舎は、協力企業・団体の方々と連携し、子どもたちの学びの機会を共創します。

企業・団体との連携

類学舎の取り組みに興味を持ち、見学に来られる企業や教育委員会・自治体が増えています。その中で、協力企業・団体の方々と連携し、企業インターンを実現。約1~2ヶ月の間、企業の中に入り、事務・広報・設計・企画・接客など、さまざまな世界を体験します。
既存の枠に捉われず、社会に踏み出していく子どもたち。インターン先の企業様からは、一社会人としてのご指導をいただき、彼らの素直さや伸びしろに「こんな人材がうちにもほしい」とご期待いただくことも。
類学舎では、これからの社会を形づくる人材の育成に、協力してくださる企業様の参画をお待ちしています。

  • 橘 俊夫様の写真

    橘 俊夫様

    株式会社東邦レオホールディングス
    代表取締役社長

    今は先がまったく見えない時代。目先の効率性に捉われるのではなく、自分たちで考えて行動する人材が求められます。類学舎は面白い。これからの社会を明るくする人材が、集まっていると思う。

  • ひきたよしあき様の写真

    ひきたよしあき様

    コラムニスト
    コミュニケーションコンサルタント
    株式会社Smile Words 代表取締役

    類学舎生は、ぼーっとしていない。いつも考えている。だから即座に、練り上げた意見を返してくる。
    人を受け入れるしなやかさと、意志を通すしぶとさ。次の社会が渇望する人材は、こんなところで育っている。

その他、多数の企業・団体と連携しています。

協力企業・団体(一部)のロゴ画像
別サイトでもっと見る

施設情報

類学舎の施設は、
(株)類設計室により設計されました。
(株)類設計室 設計事業部は、
数多くの教育施設を手掛けています。重視するのは「施設でどのような人材を育みたいか」。
類設計室オフィスや会議スペース、農園直売所など、すべてが社会とつながる学び場です。

類設計室と

類学舎のこれまで

類学舎のはじまりから現在まで、社会の移り変わりとともに振り返ります。

  1. 1972

    経済の
    安定成長期

    50年間貫かれる類設計室の志

    人の創造力がこれからの生産の主力になる。そう捉え、創造力を発揮できる「自分たちの生きる場を自分たちでつくろう」と、建築設計を母体とした(株)類設計室を創設。創設から現在まで一貫して、活力ある社会を目指しています。

  2. 1975

    受験戦争

    詰め込み教育

    社会をつくるための人づくり「類塾」設立

    豊かな創造性を伸ばす教育が求められると考え、学力も人間力も育てる教育事業部「類塾」を立ち上げました。本質を掴ませる指導により、大阪公立トップ高をはじめ、これまでに15万人の人材を輩出。

    「生きる力」
    の提言(1998)

  3. 2000年代〜

    グローバル化

    多様化

    ゆとり教育(2002)

    変化する社会の中で、生き抜く力を育む

    社会はさらに劇的に変化。正解や成功のような普遍的な基準がなくなり、「何のために学ぶのか?」の問いが生まれます。その問いに向き合うべく、子どもの内側にある意欲や好奇心を喚起するプログラムを展開。

    • 探求

      社会課題はより複雑化している。ものごとの本質を掴み・答えを出すために、自分の頭で考え、仲間と探求する力を磨く。

      • 「本格コース」(2006)
      • 「探求科」・「実現塾」(2016)
    • 実学

      実践力が求められる時代には、リアルであることが意欲を高める。自分にかけられた期待を感じ取り、実現する力を鍛える。

      • 「仕事塾」(2019)
    • 自然

      予測不能な社会で生きるため、変化しつづける自然の中で、何が起きても対応できるたくましい体・心・頭を育む。

      • 「野外体験活動教室」(1986)
      • 「わかさ合宿」(2002)
    スクロールできます

    実学強化の
    流れ

    アクティブ
    ラーニング(2012)

  4. 2019

    進化した学びの場
    「類学舎」開設

  5. 2020〜

    学び方の
    多様性

    共創・進化する類学舎

    変化する社会の状況や生徒・保護者の期待を捉え、類学舎のカリキュラムも変化しています。「自分たちの生きる場を、自分たちでつくる」志のもと、生徒や保護者、類学舎に関わるすべての人々とともに、類学舎は進化しつづけます。

類設計室サイトで詳しく見る

FAQ

よくあるご質問

Q

卒業資格は取れますか?

A

類学舎では「卒業資格」を与えることができません。義務教育期間である小中学生の場合は、在籍している小中学校の卒業資格を取得できます。

Q

学力面が心配です

A

類学舎では学年をこえて能動的に学び合うことで、学力を伸ばしていきます。
一例として、2020~2024年の高卒認定試験の合格率は90.9%を達成しています。

Q

卒業後の進路が気になります。

A

卒業生たちは、進学や就職・事業の立ち上げなど、それぞれの道を歩んでいます。類学舎は、子ども本人の意思に寄り添いながら、これから進む道を共に切り拓いていきます。

Q

見学・体験入学はできますか?

A

類学舎では、ご入学前に見学(入学説明会)を実施しています。その後、体験入学(1週間・無料)や仮入学(1ヶ月・有料)を通して、類学舎のカリキュラムを体感していただけます。

Q

入学試験はありますか?

A

入学試験はありません。ただし、入学希望者には仮入学の期間を必ず設けています。仮入学を経て、「なぜ、類学舎へ入学したいのか」の意志を言葉にしていただきます。

Q

生徒はどのように通学されていますか?

A

徒歩や自転車、電車通学などさまざまです。大阪メトロ御堂筋線 西中島南方駅の他に、阪急京都線 南方駅やJR 新大阪駅も徒歩圏内のため、大阪府以外に兵庫県や奈良県からも通学されています。

Q

小中学校は出席扱いになりますか?

A

類学舎の出席状況で在籍校も出席扱いにできるかどうかは、各学校の校長先生の判断になります。各学校の先生方や教育委員会の方に類学舎を見学いただき、出席扱いとなったケースもありますので、ぜひご相談ください。

ADMISSION FLOW

ご入学までの流れ

  1. 1

    資料請求・
    お問い合わせ

    類学舎のカリキュラムやサポート体制が分かるパンフレット、その他資料を郵送でお送りします。ご質問・相談をご希望の方は、当サイトのお問い合わせフォーム、またはお電話にてご連絡ください。

  2. 2

    入学説明会

    ご本人・保護者さまのお話をお聞かせください。入学に関するご質問やご不安があれば、丁寧にお応えします。また、類学舎の理念やカリキュラムについて、詳しくご説明します。当日は、類学舎生の学びの様子もご見学いただけます。

  3. 3

    体験入学

    類学舎での日々を体験できる、1週間の体験入学(無料)が可能です。
    この1週間は、体験用の特別なカリキュラムではなく、現役の類学舎生と一緒に学び、毎日を過ごします。

  4. 4

    仮入学

    本入学の前に、1ヶ月間の仮入学(有料)をします。
    類学舎が自分に合っているか、実際に通えそうか、じっくり体験してください。

  5. 5

    意思決定

    類学舎の入学条件は「通学意欲が高いこと」。体験入学や仮入学を経て、ご本人の「入学意思」を保護者さまとともにお伺いします。入学するにあたり、今後の課題や学習方針についても話し合います。

  6. 6

    ご入学

    ようこそ、類学舎へ!
    仲間とともに学び、遊び、大いに成長しましょう。

  • アクセス

    住所 〒532-0011
    大阪市淀川区西中島4-3-2 類ビル
    アクセス 大阪メトロ御堂筋線 西中島南方駅 北口すぐ
    阪急京都線 南方駅徒歩3分 / JR新大阪駅徒歩10分
    電話番号 06-6305-0468
  • 学費

    入学金 100,000円
    月額料金 65,000円
    • ※ 表記は、すべて消費税込み
    • ※ 【兄弟姉妹割引】入学金・月謝料金が3人目から半額
    • ※ 教材費別途要
    • ※ 大阪市・吹田市の方は習い事・塾代助成金も利用可能。詳しくはお問い合わせください。
    • ※ 対象学年:小学1年生〜高校3年生